触れる感覚がバイクの素晴らしさ
自動車が広く普及されている中で、あえて好んでバイクを選ぶ人達も少なからずいます。乗らない人には何かとデメリットばかり挙げられる事も多いですが、実際に乗ってみないとわからない素晴らしさも多く、特に多くのバイク乗りが感じている魅力が、自然に触れる感覚です。自動車と違い箱に囲われていないので、天候や走っている場所の環境などによって、肌に感じる感覚が大きく違ってきます。
よく言われる、自動車と同じ速度でも風を体で切る爽快感もそうですし、鼻に届く花や草葉の香りで季節の移り変わりを感じる事も多いです。連日暑い日が続いて夏の訪れを感じたり、急な冬の到来で寒さに見舞われたり、ジメジメした空気に不快感を覚えたりと、確かに車体に囲まれてないことで不便を感じることも無いとはいえません。
ですがそう言った不便があるからこそ、快適な日にバイクに乗る気持ちよさは一際大きく、天気や気温に一喜一憂する楽しさがあります。こうした季節や気候一つで良くも悪くも乗り心地が左右される事が、バイク特有の素晴らしさの一つと考える愛用者は多いでしょう。